着物を着る際に着物と肌襦袢の間に長襦袢を着ますが、「半衿」とは長襦袢の衿の上にかけて、汚れが付着するのを防ぐ布を指す着付け用語です。
男女を問わず着物を着る時にはつけるものです。
正装や礼装の際には、基本的に白色をつけます。
白色をつけるときには注意しなければならないことがあります。
柄物の場合は多少の緩みがあっても、それほど苦にならないのですが、白の場合は緩みが目立つので、ぴったり取り付けるようにしましょう。
うまくつけられない場合は、伸縮性があって、しわや波うちを防ぐ効果のあるバイアス半衿を使えば、衿元を美しく保つことができます。
パーティーなどで華やかさを演出したい時は刺繍入りのものが効果的です。
また、色や柄がついたものは、小紋やつむぎ等の街着や木綿や化繊の普段着の着物に合わせます。
素材についてですが、特に夏場は涼しさを演出したいので、薄い色や白を選びます。
おしゃれ着の場合は、レースやビーズを取り入れたものなど幅広く楽しむことができます。
衣紋とは着物の着付け方で後ろの襟の部分を指し一般的にこの部分を引き下げることや開け具合、引き具合は「衣紋を抜く」と表現されます。
着物を礼装で着る場合と普段着で着る場合には後ろ襟部分の着付け方が変わり年齢や体型、好みによっても様々な着方が存在します。
江戸時代より前はこの部分を特に抜いてはいませんでしたが、江戸時代中期になって髷を結う髪型が流行ったため油が着物に付かないように行われるようになりました。
たんに実用上の理由だけでなく襟足を綺麗に見せる効果もあり人気となります。
抜く度合いによって見え方が変わり、現代でも敢えて襟を抜かずに着こなす人もいます。
必ず後ろ襟を抜かなければならないわけではなく時間や場所、場合を考えて自分に似合う着こなし方を見つけることが大切です。
慣れないうちは綺麗に後ろ襟を抜くために小物を利用するとよいでしょう。
布の特性上、絹は留まりがよいため敢えて抜かなくても練習しているうちに自然と抜けてきます。
◎2026/06/09
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◎2024/10/2
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